レッスルエンジェルスクロニクル

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Author:カオス
プロレス好き(最初新日派、今はノアも)、WA好き、ファイプロ好き、競馬好き、でございます。
以後、お見知りおきを…

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お約束ネタです

ども、カオスです。

皆様は、今日という一日をどのように過ごされたでしょうか?

ま、チョコなんてコンビニ行きゃ売ってるんだしね…。


拍手コメントのお返事です。あなたの拍手が私のバイオガソリンです!(そのせいで、小麦の値段が上がるんだッ!)
>STRさん
 ありがとうございま~す。これからも、ゆっくりじっくり書いていきますので、気長にお付き合いくださいませ。

今日はバレンタインネタで、一つ書いてみましょうか。


 カタカタカタ…。
 夜遅くまで、仕事が溜まってしまった。今日中に片付けないと、今後の興行に支障をきたすので、今晩は徹夜覚悟だ。
「ふぅ…」
 僕は、一つため息をつく。そして、キーボードの横に目線をやる。
 僕のデスクの上には4つチョコレートが置かれている。
 うちの娘達がくれたものだ。
 しかし…。
 どうして、あの娘達は普通にチョコレートを渡せないものなんだろうか…。

 ケース1)優香の場合

「しゃーちょーおっ!」
 朝練習が終わった後、優香が事務所に顔を出した。
「どした、優香。なんか用か?」
「今日は、何の日だ?」
 優香がニヤニヤしながら聞いてくる。
「えっと、何だっけかなぁ。誰かの誕生日、って事でもないし…」
 僕は、あえて惚けてみる。
「またまたぁ、期待しているくせにぃ」
 優香は僕の肩を、指でつんつん突いてくる。
「解ってるよ、バレンタインデーでしょ。期待なんかしてないし」
「ねぇ、社長…」
 優香が、突然真剣な顔になる。
「う、どうしたんだ」
「これ、私の…」
 優香はそういいながら、ジャージのポケットから小さな箱を出す。
「これ、私の、気持だから…」
 そういって、小箱を差し出す。
 優香の目が、少し潤んでいるように見える。その潤んだ瞳で、僕のことを見つめてくる。
 いかん、いかんぞっ!
 親御さんからお預かりしている娘だぞ、恋愛感情とか、そういうものは持っちゃいかんぞ。冷静に対処をせねば。これぐらいの年代の娘は、身近にいる年上の男が、良く見えてしまうことがあるんだ、もっといい男が世の中にはいっぱいいるんだぞ、僕なんかで手を打っちゃいかんぞ、でも、そういう気持でいてくれたのは、うれしいなぁ、いや、いかんぞいかんぞぉ!
「な~んて!」
 優香は、真顔を崩すと、ケラケラ笑い出した。
「いつも、お世話になってるから、感謝の気持! あ、大河さん、これ、私のきもち~!」
 妙に脱力してしまった…。

 ケース2)遥の場合

 用があって道場に行く。事務所に戻ろうとすると、後ろから声が聞こえてくる。
「しゃ、社長…」
「おう、遥か。どうしたんだ?」
「これ…」
 一言そういうと、後ろに隠していた箱を僕に差し出す。
「お、チョコレートか、ありが…」
 受け取りつつ、僕の言葉を最後まで言う前に、遥は脱兎の如く道場をと飛び出していった。
「相変わらず、恥ずかしがり屋だなぁ…」
 PiPiPi...PiPiPi...
 ジャケットに入っている携帯電話が鳴る。この着信音はメールだ。
 メールを見てみると。
「ん? 遥から?」
『社長、いつも見てくれていてありがとうございます。これからも、頑張って練習して、もっと強くなりたいと思います。社長も、仕事大変だろうと思いますが、頑張ってください。仕事のし過ぎで、体調を崩さないようにしてくださいね。これからも、よろしくお願いします』
 がたっ!
 物音がしたほうを見ると、道場の入り口で、遥が顔を半分だけ出してこちらの様子を窺っている。
「おい…」
 僕が気が付いたのを見て、顔を引っ込めてしまった。
 それぐらいのこと、直接言えば良いじゃないの…。

 ケース3)光の場合

 事務所で、パソコン相手に仕事を続ける。今月も利益が出そうだ。何とか、うちの会社も軌道に乗っていきそうだ。
 DonDon!!!
「失礼します!」
 事務所のドアをノックする音がしたかと思えば、凄い勢いで光が入ってくる。
「社長! 今、お時間よろしいですか!」
 そういうと、こちらの返事も聞かずに僕の横までやってくる。
「ど、どしたの…?」
「これ、昨日の夜、根性入れて作りました! 完全燃焼で作りきりました! 食べてください!」
 光はそういうと、リボンの掛かった小さな袋をデスクの上に置く。
「では、失礼しますっ!」
 光は、入ってきたときの勢いで、事務所を出て行った。
「…僕、何にも喋ってないんだけど…」
 光が置いていった袋を持つと、中に入っているものが、やわらかくなっている。
 光の完全燃焼でチョコもやわらかくなっているんだろうか?
 僕は、そんなことを思ってしまった。

 ケース4)紫月の場合

「片付かんなぁ…」
 書類を見ながら、僕は独り言を呟く。事務仕事が苦手なので、ちょっとした書類に目を通すのでも、相当な時間が掛かる。
「社長…いい…?」
 急に声がしたので、びっくりして入り口を見ると、そこに紫月が立っていた。
「今度は紫月か、どうした、なんか用か?」
「これ…バレンタインの…」
 そういうと、紫月は綺麗にラッピングされた箱を僕に渡す。
「お、チョコレートか。ありがとな、後でおいしくいただくよ」
「社長…?」
「ん、まだ何かあるのか?」
 紫月は、いつものクールな目で僕を見つめる。
「これを、貰ったからって、『運命』だなんて、思わないでくださいね…」
 それだけ言うと、静かに事務所を出て行った。
 16歳の娘に、そんなこといわれると、ぞっとするなぁ…。

 ま、あの娘達の精一杯の感謝の気持なんだろう。ありがたく受け取っておきましょ。
「社長、まだいらっしゃったんですか」
「霧子さん、どうしたのこんな遅くに」
「まあ、チョコレート! 4つもあるじゃないですか。良かったですね、こんなに貰えて」
 霧子さんはデスクのチョコレートを見て、驚いたように言った。
「あの娘達がね、くれたの。こっちだって、頑張ってやってるんだ、これぐらいは貰わないとね」
「じゃあ、これもどうぞ」
 そういうと、霧子さんは有名チョコレートショップの手提げ袋を出した。
「ありがとう、まさか、君からも貰えるなんて思ってもいなかったよ」
「一ヵ月後、楽しみにしてますからね。それか、夏のボーナスの査定に入れてもらっても結構ですよ。それでは、おやすみなさい…」
 霧子さんは、不気味な笑顔を浮かべながら、事務所を出て行った。
 あの娘達のような、純粋な気持を持って欲しいものだな…。
 僕は自分でお茶を入れて、五つのチョコレートの包みをほどいて、ブレイクタイムにすることにした。
 一つずつ食べてたら、仕事が朝までかかりそうだな。僕は、フゥとため息を一つついた。

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